Digital Voice Keyer (DVK)

 

 

1. 概要


Logger32は次の3ツのDVKから1ツ選んで使うことができます。


1) 予め作られたWAVファイルをSoundCard経由で再生

2) microHAM製品を使って録音、再生

3) DVKを内蔵した無線機で再生

 

DVKを使うにはDVKアイコンをクリック、Configから自分が使うDVKを選択します。それぞれに応じた設定をします。


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2  Setup Logger32 DVK


MicrosoftのSoundRecorder、或いは他の適当なプログラムを使ってWAVファイルを作成し、Logger32のフォルダに保存します。MicrosoftのSoundRecorderを使う場合にはFileメニューからMicrosoft Sound Recorderをクリックします。


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2.1 Macro setup


作成したWAVファイルは、マクロボタンをクリックすれば再生することができます。下図のようにMacro setupをクリックし、マクロの登録をします。


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Loop timeは、1ツのメッセージを繰り返して再生する場合の間隔で、単位は秒です。最後にApplyをクリックして設定を確定します。


2.2 PTT config


Radio PTT configをクリックします。


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2.3 Sound Card selection


Sound Card selectionをクリックし、WAVファイルを再生するSound Cardを指定します。


2.4 Operation


マクロボタンをクリックすれば再生を開始します。Loop機能を使う場合は、先ずLoopボタンをクリックしてからマクロボタンをクリックします。Loopを止めるにはStop loopボタンをクリックします。再生を止めるにはAbortボタンをクリックします。

DX Spot WindowでAlarmを設定してある場合、DVKの再生中にこのAlarmを禁止することができます。Disable DX Spot Audio Alerts,,,にチェックします。

 

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2.5 Shortcut Key


次のショートカットキーが有効です。


F1〜F8                ボタンの左上から右下のボタンクリックに対応

CTRL+L                Loop ON

CTRL+S                Loop OFF

CTRL+A or ESC        Abort

 

 

3 Setup microHAM DVK


この場合は、WAVファイルの作成等は全てmicroHAM製品側で行います。DVKのマクロ設定は単にボタンに表示するキャプションを設定するだけです。また、Logger32とmicroHAM製品が通信を行うためにシリアルポートに指定が必要です。microHAM製品側の設定についてはそちらの取扱説明書をご覧ください。Operationは、Logger32 DVKの場合と同様です。



4 Setup Radio DVK


内部に録音用メモリを内蔵した無線機(K3、FT2000、TS990等)ではCAT機能を介して無線機に記録された音声の再生を行うことができます。この場合のLogger32側の設定は、マクロボタンのキャプションの設定だけです。Loop機能はありません。サポートされていない機種の場合は、タイトルに"unknown radio type"と表示されます。

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