Parallel Logging
ネットワークに接続されている、2ツのPCにインストールされたLogger32のLogbookを、同時に更新します。
・ 2ツのPCにインストールされたLogger32がそれぞれ起動していること
・ それぞれのLogger32は同じ名前のLogbookを開いていること
・ 2ツのPCのどちらで操作しても、相手のLogbookを更新します。
設定の手順
1. それぞれのPCのIPv4アドレスを確認しておく。コマンドプロンプトでipconfigを実行すれば表示される。
2. それぞれのPCにインストールされたLogger32を起動し、同じ名前のLogbookを開く。
3. 以下、それぞれのLogger32について同様の設定をする。
(a) Logbook entry windowを右クリック、Setupをクリック、QSLing&QSO exportをクリック、Setup parallel
logging by TCP/IPをクリックする。
(b) 下図のように入力しApplyをクリックする。
Remote PC addressは、相手のPCのIPv4アドレス
Port numberは52001
Enable pararell logging on another PCにチェック
1秒毎にネットワークチェックを行う場合は、Enable network check every 1 secondにチェック (通常は不要)
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c) 下部ステータスバーのTCPを右クリック、Show TCP serverをクリック、Configをクリック、Change TCP port #をクリックする。 ポートナンバが52001になっていない場合は52001と変更してOKをクリック
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TCP server画面でFileをクリック、Click to open socketをクリックする。右下のLEDが緑表示になる。 Hideをクリックすればこの画面は閉じます。
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以上で設定は終わりです。
Parallel loggingは次の操作をした時、相手のLogbookを同時に更新します。
・ QSOをログした時
・ QSOを変更、削除した時
・ QSL関係のフラグを変更した時
・ Logbookをimportした時 但しこの場合は直接importする場合に比べ時間がかかります。
これらの操作をした時、もし相手のPCが起動していない、Logger32が起動していない、異なる名前のLogbookが開かれている場合等には警告メッセージが表示されます。