ScratchPad

 

 

1. 概要

メモ替りにデータを書いたり、Logbook entry windowとの間でデータを移動したり、入れ替えたりすることができます。

 

2. 設定

最初にいくつか設定する必要があります。

 

2.1 . CTRL+Z を押すとScratchPadが表示されます。


-335-


2.2 Setupをクリック


-336-


もし直接ScratchPadにデータを書くならAdd callsign directly into Scratchpadにチェックします。もしクリックしたDX spotをScratchPadに記録するならBuffer DX Spots when Logbook Entry Window is busyにチェックします。

 

2.3 Appearanceをクリックします。これは初期設定の画面です。


-337-


表示させたい項目、メニュー項目にチェックします。選択した行の表示色、編集行の色を指定します。最後にApplyをクリックします。次に示すのは表示の一例です。Set window on topにはチェックしておいたほうがいいでしょう。


-338-


3. QSOをScratchpadに書く

ScratchPadにQSOデータを書く方法がいくつか用意されています。

 

3.1 直接書く

前述の設定で必要項目にチェックすれば直接ScratchPadの書くことが出来ます。但し、Freq、QSO time、DX spot comment欄には書けません。ScrachPadを開き、Manual entry欄をクリックします。


-339-


例えばTest1と callsign 欄に書きます。もし他の項目、例えばIOTA を書きたければTABを押します。Enterキーを押せば入力終了になります。Logbook entry windowに表示されている周波数がFreqとして書かれます。


-340-


他のQSOデータ, 例えばTest2を書きたければ、黄色表示の欄にTest2と書き Enterを押します。


-341-


3.2 DX spotをクリックして書く

前述の設定で必要項目にチェックがあり、かつLogbook entry windowにデータがある場合は、クリックしたDX spotがScratchpadに書かれます。


-342-


Note: callsignはDX spot window、BandMapと同じ背景色で表示されます。

 

3.3 Logbook entry windowに書いてScratchPadに移す時は、

CTRL+Zを押せば、Logbook entry windowに表示されているQSOデータがScratchpadに書かれます。

 

4. Logbook entry windowにデータを移す

Logbook entry windowとの間でQSOデータをやりとりするためのいくつかの方法が用意されています。

 

4.1  ScratchPadでデータ選択

移動したいQSOデータをクリックすると、設定した色でハイライト表示されます。もしLogbook entry windowが空であればこのQSOデータはLogbook entry windowに移動します。

 

4.2 フォーカスがLogbook entry windowにある時.

CTRL+X: 後述のSwapと同じ

CTRL+G: 後述のLog/swapと同じ

 

4.3 フォーカスがScratchpadにある時.

CTRL+S: 後述のSwap と同じ

 

メニュー項目のクリック

Swap: Logbook entry windowの内容と入れ替え

Clear/swap: Logbook entry windowをクリアし、ScratchPadのQSOデータを移動

Log/swap: 現在のLogbook entry windowの内容をLogbookに保存し、ScratchPadのQSOデータを移動

 

或いはQSOデータを右クリック、プルダウンメニューから項目をクリック.

Swap callsign xxx: 前述のSwapと同じ.

Clear & swap callsign xxx: 前述のClear/swapと同じ.

Log & swap callsign xxx: 前述のLog/swapと同じ.

 

5. ScratchPadのデータ編集

Freq、 QSO time、DX spot comment 以外は編集可能です。


5.1 編集したいセルの上で右クリック 例えばTEST2のIOTA.


-343-


5.2 Edit IOTA fieldをクリックしas-007と書き、Enterを押す。


-344-


もし他の項目内容を編集したければ、例えばcallsignのTEST2の上で右クリック.


-345-


CallsignをTEST3と書いてEnterを押す


-346-


6. ヒント


6.1 QSO time

Logbook entry windowのcallsign欄がフォーカスを失ってからの経過時間を示します。これを有効にするには下記の項目にチェックする必要があります。


-347-


6.2 Logger32を終了する時

下記のメッセージが表示されたら、先にScratchPad、次にLogger32を終了します。


-348-


6.3 外観

6.3.1 列の並びと幅

ある項目から他の項目までマウスドラッグして並びを変えます。

項目の境目でマウスドラッグして幅を変えます。

 

6.3.2 文字位置

項目の上で右クリック、好みの文字表示位置にチェックします。


-349-


6.4 Callsign、Name、IOTA 、Gridは、大文字に整形されます。.

 

6.5 Manual entry欄の背景色

Logbook entry windowのデータ欄の設定色と同じになります。

.

6.5.1 Manual entry欄をクリック (callsign)


-350-


6..5.2. フォーカススをIOTA欄に移動


-351-


6.5.3. Scratchpadがフォーカスを失った時


-352-

inserted by FC2 system