Slave Port 

 

1.0 概要


a) Slave 受信機、或は無線機をMainの周波数、モードに同期させることが出来ます。

b) "Enable polling of,,,,,"にチェックしておけば、Mainの周波数、モードをSlaveの周波数、モードに同期させることが出来ます。


Slave portは、Main、SlaveのCATプロトコルが違っていても構いません。


2.0 設定


Logger32のSetupメニューからRadio、Slave port configurationをクリックします。


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もしMainの無線機がVFO A,Bの周波数、モードを同時にLogger32に送るような機種であれば、"Slave follow VFO A"のチェックは外して結構です。Slaveに対するpollingは"Fast poll"にチェックすれば500ms、外せば1000msとなります。

 

Slave portのopen/closeは、ステータスバーのRadioを右クリックして、"Open port-Slave"、或は"Close port-Slave"をクリックします。

 

Slaveとのデータのやりとりは、Slave port debug windowで見ることができます。


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3. 応用例


TS480がRadio-1として設定されていて、SlaveとしてIC7610を使った例です。 IC7610用のCOMポートが5とします。Slaveポート設定画面で図277のように設定します。Com port~BaudrateはIC7610用のパラメータです。Slave receiver configulationで無線機としてIC7800を選択します。

 

Slaveポートを開きます。TS480で周波数、モードを変化させると、IC7610もそれに追従します。上記設定では一方通行でSlaveを制御するのみです。

 

双方向の制御を可能にするには、設定画面で下図のようにチェックします。

 

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