CW Machine

 

 

無線機のキー入力を直接、或はWinkeyチップを搭載したデバイス経由で制御することができます。また豊富なマクロが用意されていて、最大48ケのマクロボタンを利用することができます。CW machineには3種類の動作モードがあるので、利用環境により使い分けることができます。


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WinkeyモードとWinkey2モード


Winkeyチップ ver1.0を搭載しているデバイスの場合はWinkey1モード、ver2.0、或はver3.0を搭載しているデバイスの場合はWinkey2モードを選択します。

 

K1ELのWKminiを使う場合の設定例です。
WKminiはWinkeyチップ ver3.0が搭載されています。またLogger32のRadio-1、Radio-2の切替により2ツあるキー出力を切替えることができます。パドル入力もありマクロ、キーボード、或はパドル操作でCWを送出出来ます。ConfigメニューからKeyer setupをクリックします。Logger32でRadio-1、Radio-2を切替えた時、切替えに関わらず出力"1"のみ使う場合は、"Use Radio 1 PTT/keying、、、"のオプションにチェックします。

 

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Softwareモード


PCのシリアルポートで直接無線機のキーラインを制御する場合は、レベル変換を経由してTRXのキーラインを制御します。シリアルポートのRTSライン、或はDTRラインのどちらを使うか選択できます。シリアル/USBアダプタを経由して使うこともできます。

 

最近の無線機は、USB CWキーラインがサポートされています。この場合はUSBケーブルの接続のみでSoftwareモードを使うことができます。

以下、IC-7610を使う場合の設定例です。IC-7610の場合、USBケーブルを接続すると2ツの仮想COMポートが生成されます。(AとB) この例の場合Bに相当するのがCOM5で、IC-7610側の設定に合わせ、CW keying use DTRにチェックします。

 

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IC-7610側の設定は、メニューからSET、外部端子、USB SEND/キーイング、USBキーイング(CW)で、USB1(B)DTRを選択します。

 

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Softwareモードで使える特別な記号

文字間のスペース

 

EE        EとEの間のスペースの長さを1とした場合

E^E        1/3

E*E        1/2

E|E        1.16


マクロの例
簡単なマクロの例を示します。マクロについては、マクロをご覧ください。

 

$call$

 Logbook entry windowに入力された相手のcallsignが挿入される。

$name$

Logbook entry windowに入力された相手のNAMEが挿入される。

$logimmediate$

QSOがログされる。

$serialnum$

シリアルナンバが挿入される。


シリアルナンバの設定
下段ステータスバーの"###"を右クリック、Serial # setupをクリックします。

 

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Check to enable Serial Numbersにチェックを付けて開始となります。スタートナンバが表示されるので必要に応じて001に変更してApplyをクリックします。

 

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下段ステータスバーの"###"は、現在のシリアルナンバを表示します。QSOがログされる度にカウントアップされます。

 

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