無線機ごとの設定例
IC7300の場合
1. 概要
USB接続により仮想COMポート、USB Audio Codecが生成されます。
2. 設定
2-1 USB接続
・ IC-7300の取扱説明書等を参照して、必要なドライバをインストールする。
・ IC-7300とPCを接続するUSBケーブルを抜き、デバイスマネージャを確認します。下図は一例です。
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・ USBケーブルを接続し、デバイスマネージャを開き、IC-7300関係で追加されたデバイスを確認します。
Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COM9) と 新たな USB Audio CODECが追加されているのが分かります。
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2-2 IC-7300 メニュー設定
下図のように設定します。
ACC/USB Output Select: AF
ACC/USB AF Output Level: 20%
ACC/USB AF SQL: OFF
ACC/USB AF Beep/Speech Output: OFF
USB MOD level: 50%
DATA OFF MOD: MIC
DATA MOD: USB
<Set/外部端子/CI-V>
CI-V address: 94h
CI-V Transceive: OFF
CI-V USB->Remote Transceive address: 94h
CI-V Output (for ANT) : OFF
CI-V USB Port: Unlink from [Remote]
CI-V USB Baud Rate: 115200
CI-V USB Echo Back: ON
2-3 Logger32 設定
上記を参考にして、下図のように設定します。
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IC7610の場合
CATをご覧ください。
TS480、TS590の場合
無線機側には、シリアルポートがあります。PC側にはシリアルポートがなく、シリアル/USB変換アダプタを経由してUSBポートに接続した例です。
・ TS480の場合は、Use CTS/RTS Hardware handshakingにチェックが必要
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TS890の場合
・ RadioとしてTS990を選択します。
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FTDX101D、FTDX101MPの場合
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FTDX5000の場合
YAESU無線機を使う場合、MEMモードではCATがうまく動作しないことがあります。
無線機側にシリアルポートがあり、PC側にもシリアルポートがあれば、RS232Cケーブルで接続します。
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必要ならば、Custom settingでルーフィングフィルタの設定をします。ルーフィングフィルタ設定がAutoでなければDX spotをクリックしてもルルーフィングフィルタは切替わりません。
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