Data Terminal Window
Logger32と、KAM、PK-232、MFJ-1278等のマルチモードTNCとのインターフェースを提供、更にシリアルポートを介して外部のアンテナスイッチを制御するのがDataTerminal Windowです。操作はSound Card Windowとほぼ同じで、最大48のマクロボタンが使用出来ます。アンテナスイッチの制御については Antenna Selector の項目をご覧ください。
設定
Data Terminal Windowを開くには、ToolバーからData Terminaのアイコンをクリックします。
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メニューからConfig、Port setupとクリックします。Com portの設定は、TNCの設定に合わせて指定します。必要に応じてSet RTS high、或いはSet DTR highにチェックします。最後にApplyをクリックします。
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モードマクロ
使用するTNCがマルチモードのTNCの場合は、モードマクロ(Mode MACRO)を設定する必要があります。Logger32は、KAMを想定してモードマクロを設定してあるので、改めて設定する必要はありませんが、別のTNCの場合はそれに合わせた設定が必要です。メニューからConfig、Mode macrosとクリックします。
左端の窓に必要なモードを入力、対応するShow Macroをクリック、右端の窓にモードに対応するコマンドを入力します。全てのモード、コマンドを入力し終えたら最後にApplyをクリックします。
実際にモードを切替えるためには、メニューからModeをクリックし、目的のモードをクリックします。それぞれのモード毎に最大36のマクロを設定することが出来ます。
ロギング
Sound Card Windowでの操作と同様に、受信テキスト画面で、例えば相手のCallをクリックし、表示される項目(Call、Name等)から正しい項目をクリックすれば、Logbook Entry Windowの該当フィールドに自動転送することが出来ます。自動転送可能な項目は次の通りです。
SRX, QTH, NAME, CALLSIGN, SELCAL, QSL_VIA, GRIDSQUARE
ファイル転送
メニューからFileをクリックします。
・ Send a Text file
Send a Text fileをクリックします。パスとファイル名を確認するwindowが表示され、Okをクリックするか、ファイル名をダブルクリックすると、ファイルの内容がTNCに転送されます。
・ Receive a Text file
或いは、Open receive text fileをクリックします。同様にパスとファイル名を確認するwindowが表示され、OKをクリックするとTNCからの受信データがファイルに保存されます。
プログラマブルボタン
モード毎に最大48のマクロを設定することが出来ます。Data Terminal windowで使えるナクロについては、マクロの項目 を参照して下さい。