L32LogSync
N2AMGが公開している便利なユーティリティの一つです。その主な機能は下記の通りです。
・ LoTWへのログのアップロード(バッチ、又はリアルタイム)と、コンファームQSOのダウンロードとLogbookの更新
・ eQSLへのログのアップロード(バッチ、又はリアルタイム)と、コンファームQSOのダウンロードとLogbookの更新
・ ClubLogへのログのアップロード(バッチ、又はリアルタイム)
・ HRDLog.netへのログのアップロード(バッチ、又はリアルタイム)
・ QRZ.comへのログのアップロード
・ その他
1. インストール
下記ファイルをダウンロードし、インストールします。
2. 設定
2.1 Logger32の設定
L32LogSyncをLogger32のユーティリティメニューに登録します。Logger32に起動と同時にLo32LogSyncを起動するために、Autostartのチェックボックスにチェックを付けます。
QSLの自動フラグ付けを有効にしておきます。
2.2 L32LogSyncの設定
a. L32LogSyncを起動します。起動後の画面は下図のようになります。Logger32のインストールフォルダは自動的に補填されています。
-379-
b. 使用する機能を選択します。
-378-
c. 機能ごとの設定
図378のように使用する機能にチェックうぃ付けると、各機能を選択するタブが表示されます。
・ LoTWの設定例
この機能を使う場合は、TQSLをインストールしておく必要があります。LoTWのタブをクリックします。
-380-
TQSL Station Location Name to use:
TQSLに登録されているStation Locationが自動的に補填されています。複数ある場合は、リストボックスから選択します。
リアルタイムでアップロードする場合は、Auto Upload QSOs to LoTW upon QSO completionにチェックします。
・ eQSLの設定例
eQSLのタブをクリックします。
-381-
リアルタイムでアップロードする場合は、Auto Upload QSOs to eQSL upon QSO completionにチェックします。
3. ログのアップロードとコンファーム済QSOのダウンロード/Logbookの更新
・ LoTWの場合
図380のように設定すれば、Logger32がQSOをログした時、同時にアップロードされます。
QSOがログされた時、Send LoTW QSLフラグが付きます。L32LogSyncは、このフラグのついたQSOをexportする指示を出し、それが完了するとTQSL経由でQSOデータがLoTWへアップロードされます。
コンファーム済QSOのダウンロードは、Download LoTW QSL Information and sync into をクリックします。ダウンロードが完了するとLoggere32のSynchronize LoTW (from an adif file)が起動されます。
-382-
・ eQSLの場合
図381のように設定すれば、Logger32がQSOをログした時、同時にアップロードされます。
QSOがログされた時、Send eQSLフラグが付きます。L32LogSyncは、このフラグのついたQSOをexportする指示を出し、それが完了するとQSOデータがeQSLへアップロードされます。
コンファーム済QSOのダウンロードは、Download eQSL QSO/QSL Information and sync into をクリックします。ダウンロードが完了するとLoggere32のSynchronize eQSL (from an adif file)が起動されます。
-383-